耳下腺腫瘍だそうで。

耳下腺腫瘍になってしまったのでその記録です。

大学病院5回目。術前説明

4月3週目。

術前検査を受けての担当医からの説明。

この日は旦那と二人で。次男は緊急一時保育に。

担当医「肺炎ですか?治らなかったら延期しましょうねー。」

いきなりそこからでした。

術前説明はリスクの説明。

手術は、耳下腺浅葉切除術。ただし深葉の可能性もあり。

・顔面神経麻痺

・耳介の感覚障害

・唾液漏

・フライ症候群

・血腫

・疼痛

・発熱

疼痛と発熱は、外科手術で切るためのもの。

血腫は、腫瘍を取った後の出血。酷いと再手術。

唾液漏は、唾液腺をいじるので、唾が唾液腺に溜まるとのこと。痛いらしい。

フライ症候群は、術後1年後位に発症。神経のつなぎ方がおかしくなり、ものを食べると唾の代わりに耳の下から汗が出たり顔が赤くなると。発症しても根治できないとか。

「困ることありますか?」

担当医「食べながら汗拭いてください」

耳介の感覚障害は、耳たぶの神経を切るらしく、耳たぶの感覚がなくなると。

「…それは困ることはありますか?」

担当医「うーん…。むしろピアスの穴は開けても痛くないです」

顔面神経麻痺は、浅葉か深葉で麻痺の度合いが変わるが、私のケースはおそらく麻痺が出ても半年くらいで治るのではないか、と。

瞼が閉じなくて目が疲れる、口角が閉じなくて水を飲んだら溢れるなど。

やはりこのリスクが一番生活上困る。

しかし放っておいても、もっと麻痺するリスクがあるだけなので、腫瘍が出来た時点で致しかたないのか。

「腫瘍を取った後、再発したら再手術できますか?」

担当医「できますが、いまより難しい手術になります。腫瘍を取る際に、少し余裕を持って除去する場合もありますが、あなたの場合は大きいので、神経から本当にギリギリで取ります。そうすると、細かい傷なので今より荒れるのでそこに腫瘍ができると、キレイに剥がしにくくなります」

「その再発した腫瘍が癌化するのは、今の腫瘍と同じ位の時間ですか?」

担当医「年齢が上がるので、今の腫瘍が癌化するのに20年だとしたら、10年とか短くなると思います」

なるほど。これも心配したところで、結局60位に困るのは同じか。

再発しないことを祈るしかない。

手術同意書にサインする。